BUMP OF CHICKENの新曲『シリウス』がリリースされたので聴いてみた

今日(2018/09/24)、僕の大好きなバンドBUMP OF CHICKENが『シリウス』をリリースした。 iTunes Storeで購入。 公式サイトによると、他にもいくつかの配信サイトで買えるらしい。 YouTubeにミュージックビデオも公開されている。

感想

まだ3, 4回くらいしか聴いていない時点での感想。

感動はしなかった。BUMP OF CHICKENの曲はたくさん聴いてるうちにふと心に刺さることがよくあるからそのパターンを期待。 僕は彼らより13歳年下だから、13年後40手前くらいの年齢になって共感しやすいはず。

曲の雰囲気(曲調?)は『Hello, world!』に似ている感じがした。 激しめで音が多いところとか、一瞬音が止まって一斉に入る演出とか。 ジャケットも『Hello, world!』に似ている。 お風呂で歌うのにいいかもしれない。

何回か聴いて気になった歌詞

気になった歌詞となんで気になったのかをメモ。 引用している歌詞は藤原基央さん作。 順番はごちゃごちゃ。 誤りがあるかも。

その心で選んで その声で叫んで

一番好きなものを その手で離さないで

「素直に、自分の心に従って」というような意味だと思う。 『GO』とか『夢の飼い主』のテーマに通じているメッセージなのかな。 『GO』では心が産んだ宝石に名前をつけて空に浮かべていたから、そのなかで一番輝く宝石が「シリウス」?

名前さえ忘れても 何度でも呼んで

って歌詞もやはり『GO』や『夢の飼い主』を連想させる。 そう考えると、「一番好きなもの」=「夢」=「シリウス」なのかな。

名前さえ忘れても 消えない灯火

ってフレーズもあった。 こっちは「灯火」が『ランプ』とか『sailing day』、『ゼロ』を連想させる。

記憶は後ろから削れていく 拾ったものも砂になって落ちる

記憶の「後ろ」ってどっち側だろう?昔?最近? 「削れていく」「砂になって落ちる」って表現は抗えない風化を感じさせて少し怖い。 まだはっきりわからないけど、「名前さえ忘れても」のフレーズと繋がるのかな。

隔たりを砕いて どうぞ行っておいで

「隔たり」は『虹を待つ人』に出てきた「見えない壁」? 『太陽』や『トーチ』の部屋も同じ「隔たり」でできてるような気がする。

絶望の最果て 希望の底

つい最近の曲『望遠のマーチ』でも絶望と希望がキーワードになっていた。 この辺は意味がよくわかっていない感がある。 パンドラの箱を連想するような言葉だけど、やっぱりどういうメッセージなのかわからない。

透明な思いの盾と剣

『66号線』で音符を繋いで作った盾と、音符を鍛えて作った剣を連想した。 でも、こっちの盾と剣は自分の心から作ってるけど、『66号線』の方はあなた(恋人?)由来の盾と剣だから別物かも。

それと、ところどころ出てくる「鏡」「約束」「ただいま おかえり」などのフレーズは自分の分身と約束して一度別れ、再開する『カルマ』や『arrows』ぽい。

フューチャーワーク

まあ、いろいろ他の曲と繋がりがありそうだからゆっくり紐解いて行きたい。 それと、『シリウス』はアニメ『重神機パンドーラ』の主題歌なのでそのアニメを観た方が曲の理解が深まるかもしれない。